SBI証券で、ジュニアNISA口座を開設しました。

ジュニアNISAって、ご存知ですか?
カメ家では、将来の子供の学費に備える為、SBI証券 でジュニアNISA口座を開設しました。

子供が産まれると、将来の学費が気になりますよね。
私もそうでした。
子供を産んだことをきっかけに、将来設計をきちんとしなければならないと考えるようになったのです。
自分が証券口座やNISA口座を開設し、投資を始めたのも子供の誕生がきっかけです🙂。

でも、かなり話題になりCMでも宣伝されていたNISAと違って、ジュニアNISAってあまり話題になりませんね。
私が気が付いていないだけかもしれませんが、NISAよりも知名度が低い気がします。

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ジュニアNISAとは?

ジュニアNISAとは、2016年から始まった、未成年(0~19歳)を対象にした制度です。

最長5年間、年間80万円分の非課税投資枠から得られた譲渡益、分配金・配当金に対して、税金が非課税になります。
通常は20%の課税が行われますので、非課税の恩恵は有難いですね😚。

ジュニアNISAの概要

ジュニアNISAの概要は、下の表のような感じです。

 対象者 日本在住で0~19歳
 金融機関変更可否  不可能
 取引主体者 親権者
 非課税投資枠 80万円/年
 非課税期間 最長5年間
非課税制度期間 2023年まで
対象商品 上場株式、投資信託
払出し制限 18歳まで払出し不可

非課税期間は最長5年間で(2013年に18歳未満だった場合には、ロールオーバーすれば20歳まで非課税運用出来ますが)、非課税投資枠が毎年定められている等、成人向けのNISAと似通ったところが多いですが、決定的な違いがあります。

それは、ジュニアNISAには払出し制限があることです。

払出し制限とは?

ジュニアNISAでは、未成年者が3月31日時点で18歳となる年の前年12月31日までは、災害等の例外を除き、払出し(出金・移管等)が出来ない制度となっています。

災害等の例外を除き、もしも払出し制限期間中にジュニアNISA口座から払出しを行う場合には、課税が行われます。
また、災害等の例外事由の該当有無にかかわらず、払出しがあった場合にはジュニアNISA口座は閉鎖されます。

そう。
教育費としての利用を想定して作られた制度なので、大学入学前までは払出しが出来ないよう、厳しく規約が定められているんですね。

カメ家の子供は、まだ2歳と0歳。
18歳になるのは当分先のことです😓。
非課税期間が5年なのは良いとしても(本当は無制限が良いのですが)、NISA枠で購入した株式や投資信託を非課税期間内に売却したとして、そのお金をその後約10年間、再投資出来ず現金としてずっと証券口座で持っておかなければならないとしたら、重大な機会損失です。

そこで、払出し制限についてより詳しく調べてみました。

SBI証券に問い合わせてみる

私は、手数料の安いSBI証券をメインで利用しています。
子供の未成年口座も既にSBI証券で開設しておりましたし、ジュニアNISA口座を作るならここだと考えておりましたので、HPで規約を確認してみました。
SBI証券に書かれていた規約は、以下のとおり。

払出し制限について

ジュニアNISAでは未成年者さまが3/31時点で18歳となる年の前年12/31までは、災害等の例外を除き、払出し(出金・移管等)ができない制度となっています。

払出し制限は注文画面で表示される預り区分のうち【1】「ジュニアNISA口座‐NISA預り」(非課税)、【2】「ジュニアNISA口座‐特定預り」(課税)、【3】「ジュニアNISA口座‐一般預り」(課税)の3区分に適用されます。課税ジュニアNISA口座(【2】及び【3】)の取引は、課税かつ払出し制限がかかる取引となりますので、非課税扱いを目的としたNISA預り(【1】)での取引以外では、「総合口座‐特定預り」又は「総合口座‐一般預り」での取引をおすすめいたします。約定後の口座区分、および預り区分の変更はできません。

払出し制限期間中、「ジュニアNISA口座‐NISA預り」で購入した株式を売却した資金は、課税ジュニアNISA口座(【2】及び【3】)の買付資金としてご利用いただくことができます。

これを見る限り、非課税期間が終了した後も、NISA口座で購入した株式を売却したお金は特定預かりまたは一般預かりで他の株式等に再投資可能であることが分かり一安心😊‼
10年間も機会損失が生じるなんてことには、ならなさそうです。
良かった良かった😊。

ただ、気になったことも。
ジュニアNISA口座で購入した株式を売却した資金で、NISA預かりに再投資することは出来ないのか?という疑問が生じました。
もしかしたら、非課税期間中に売却することもあるかもしれませんよね。
その時、NISAの非課税枠が残っていたら、特定預かりではなくNISA預かりに優先的に投資したいです。
でも、そんな記述はされていない・・・。
ということで、SBI証券に直接電話して問い合わせてみることにしました。
結果。
NISA預かりの非課税投資枠が残っていれば、その範囲で再投資可能とのこと!!
良かった良かった😊。

これで、私の不安は解消されました。

ジュニアNISA口座での買い付け

早速ジュニアNISA口座にログインし、インデックス連動型投資信託を一部買付しました。

SBI証券のジュニアNISA口座では、口座管理画面で「NISA口座」と「(通常の)特定口座」を切り替えるボタンがあります。
私は最初その切り替えボタンに気づかずに、通常の特定口座を使えないのかと一瞬焦りました😅。
「ジュニアNISA口座の特定預かり」と、「(通常の)特定口座」は違うものですので、ご注意ください。

ジュニアNISAについて考える

大切な教育費を、投資という不確実なもので運用しようというのには賛否両論あると思います。

カメ家はジュニアNISAを使って教育費の一部を運用することを決めましたが、教育費のメイン部分は預貯金で貯めるつもりです。
(ちなみに、学資保険には加入していません。学資保険よりは自分で運用した方が良いと判断しています。)

ただ、子供が大学に進学するまでの長い年月、インフレのリスクを抱えた中で預貯金のみで運用するのには不安があります。
また、このデフレ下においても私立大学の学費は年々上がり続けていますし、朝日新聞DIGITALにおいて、” 文部科学省が、年間約54万円の国立大学授業料について、2031年度には93万円程度に上がるという試算を示した。”という記事もあります。
これらの情勢から鑑みて、カメ家ではジュニアNISAを用いることにしました。

どのような割合で運用を行っていくのか、まだこれから検討していかなければならないこともありますが、試行錯誤やっていきたいと思います。

また追々、ご報告しますね😊。

追記 2016/12/292016年のジュニアNISA活用状況をアップしました。

ジュニアNISA、ご存知ですか?我が家での活用状況やポートフォリオをご紹介してみます。色々試行錯誤中ですが、良い反省の機会となりました。
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