【体験談】30代でも歯周病?!歯茎が下がった!歯茎が赤い!隙間が出来た!<歯周病奮闘記①>

歯周病って、年をとった時にかかるイメージがありますよね。私もそうでした。
元気な歯茎は常に存在するもので、まさかまだ30代の自分が歯周病になるなんて思ってもいませんでした。でも、ここ半年ほど気になる症状がたくさん出ていて、歯医者で歯周病対策をしています。

私のように歯茎が下がってしまった後では、見た目はもう戻りません。歯と歯の間に隙間が出来たこと、今でも鏡を直視出来ないくらいショックです。
元気なうちには気にならないと思いますが、少しでも気になる症状があるなら初期のうちに対策しておいた方が絶対に良いです!!

私の体験談と、歯茎の状態の変化についても書いていきたいと思いますので、皆様の参考になれば幸いです。

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症状に気付く前、歯科医への通院頻度とケアの方法

最近の歯医者では、3か月~6か月毎の定期検診を勧められますよね。
私も半年毎に通っており、きちんと検診を受けていました。また、「PMTC」という保険適用外の高価なクリーニングもその際(半年毎)に10,000円程かけて行っていました。
「定期的な歯科医でのメンテナンス」という面では、結構しっかりしていた方だと思います。

定期的な検診で、子供の頃に作った銀歯の下の虫歯も発見し、治療したりもしていました。

でもね、駄目なんです。いくら歯医者できちんと診てもらっていたとしても、それは半年に1回。健康な口腔環境を保つには、なんといっても自身の日頃のケアが一番大事です。

そういう面から考えると、私の日頃のケアはダメダメでした・・・。

■ 甘いものが好きで、よく間食する。
■ 子供の寝かし付けの際、自分が歯磨きをする前に一緒に寝落ちしてしまう。

などなど。
特に、「歯磨きせずに寝落ち」してしまうのは最悪ですよね。

さらに、歯磨きをしたとしても、歯磨きに取っていた時間が十分ではありませんでした。うちの子は特に親にべったりなタイプで、どこに行くにも付いてきます。トイレに行っても膝の上に乗ってくるし、歯磨きをしていても足元にしがみついているし・・・。ということで、バババーっと磨いて終了にすることがほとんど。
フロスを使った方が良いと思っていても、1週間に2~3回使えれば良いかな、という感じでした。

思い出してみても、日頃のケアが全くなっていませんでした。

以前行った歯周病菌検査と唾液検査でも悪い結果でした・・・

また、今通っている歯医者とは約4年前からのお付き合いなのですが、通い始めてすぐの頃に

■ 歯周病菌検査
■ 唾液検査

を行っています。詳しい結果等はまた別の記事に書こうかと思いますが、簡単に言うと

■ 重い症状を引き起こす可能性が高い、悪い歯周病菌がいます!!
■ 虫歯菌が多いです!!虫歯になりやすいです!!

というもの。
歯周病菌も虫歯菌も、「人から人に感染するもの」です。私が子供の頃に、親や祖父母から貰い受けた菌なのだと思います。昔は現在のように、虫歯菌の伝染予防のための注意喚起も少なかったですもんね・・・。
私は自分自身が虫歯に苦労したので、子供との箸の共用は絶対にしませんし、食べかけのものを与えることも絶対にしません。虫歯菌や歯周病菌をうつさないことが、子供の歯に対する一番のプレゼントだと思っています。

さて、私の話ですが、歯周病菌検査の結果、注意しなければならない3種類の歯周病菌のうち1種類がいることが分かりました。歯周病菌にも、色々いるようですね。
そう。ヤバい歯周病菌がいることは以前から分かっていたんです。でも、いざ実感を伴って身に降りかかってこないと、なかなか本気で対策出来なかったんです。私の怠慢でした。

歯周病に気付いたきっかけ

思えば、以前から兆候はありました。

まず、夜寝て朝起きたとき。口の中がネバネバして臭いもしていました。でもこれは以前からだったので異常ということに気が付いていませんでした・・・。この時点で、やはり菌が多いということでしたね・・・。

また、歯茎が少し下がってきた??と気になることがありました。奥歯に着色した部位があるんですが、以前は歯茎との境目に着色部位があったはずが、気が付くと歯茎との境界より少し上の方に着色部位がきていたんです。あれ??と思っていました。

さらには、前歯です。前歯を支える歯茎に、隙間が出来ていたんです!!
でも呑気な私は、「歯並びがちょっと崩れて隙間が出来たのかな・・・」と思っていました。

食事を食べる時にも、以前と比べて歯と歯の間に食べ物が詰まることが多く感じていましたね。

決定的になったのは、歯茎の赤みです。
前歯の隙間があるところの歯茎が、明らかに通常の歯茎と比べて赤くなっていたんです!!

この段階に至って、ようやく歯周病の可能性に気が付きました。
そして気付いたら怖くなりました。え??歯周病!??この隙間、治らないの?!歯が抜けるの?!!と・・・。

歯医者を受診 ⇒ 歯周病対策

気が付いてすぐ、定期検診を待たずにすぐに歯医者を受診しました。

「歯周病じゃないかと気になるんですけど・・・」と言ってみると、「あー、確かにそうですね。」とのこと。さらっと言われましたが、私は本当に大ショックでした・・・。

歯周病検診をしてみたところ、歯周ポケットの深さはそんなに深くないものの前歯も奥歯もほぼ全ての歯茎が出血している酷い状態ということで、歯周病対策を行うことになりました。
自分で歯磨きしているときに出血はありませんでしたし、痛みもなかったんですが、だいぶ状態が悪かったようです・・・。

まず、歯茎が腫れる要因として、

■ 歯磨きが十分に出来ていない。
■ 菌が多い。
■ 食生活が悪い。

ということを指導されました。

歯磨きが十分に出来ていない

私の場合、歯と歯茎の境目に磨き残しが多かったです。しかも、時間が経って歯石になってしまうともう自力では取れません。磨き残しを出さないために、歯磨き指導を受けました。

また、「歯周病の患者さんにはマルケン歯ブラシがオススメ」ということで、マルケン歯ブラシを購入しました。やわらかく、歯周ポケットのあたりも優しく掻き出してくれます。値段がすごく高いので以前の私だったら絶対に買わないのですが、今は歯のケアを最優先。人って追い詰められるとこうなるんですね・・・。

ただ私の場合、歯の溝が深いのか全てをマルケン歯ブラシで磨くとすぐに傷んでしまいます。なので、もう1種類別の歯ブラシと併用しています。今使っているのは、GUMの歯ブラシ。

こちらには深いこだわりは無いので銘柄を変えることもありますが、「超コンパクトヘッドで奥まで磨きやすいもの」「しっかりしていて、すぐにへたらないもの」という観点で選んでいます。極端に安いものだとすぐにへたってしまうので、200円前後のものが結局コスパが良いんですよね・・・。

人によっては歯の溝が浅くてそんなに歯ブラシが傷まない方もいると思うのですが、私の場合は本当に酷くて。でも歯ブラシは傷んだまま使っていても逆効果ですので、きちんと取り換えるようにしています。

また、フロスをしっかり使うことも大事です。出来れば毎回、最低でも夜にはフロスを使いましょう。以前、テレビで歯科医の特集を見た際にも、「年をとっても歯を残すために、毎回のフロスが大事」ということが言われていました。でも本当にそうです。
いざフロスを定期的に使ってみると、やはり普通の歯ブラシでは取れないものが歯と歯の間から出てきます。フロスを全く使っていなかった時のことを考えると恐ろしいです・・・。考えてみると、子供の頃に治療した虫歯って大体「歯と歯の間に出来た虫歯」でした。納得です。

私が使っているのは、こちら。Y字型なので、奥歯の方でもフロスを使いやすいです!また、とても丈夫です。

フロスには糸状のタイプやY字型でないスティックタイプのものなど色々ありますので、自分が使いやすいものを選ぶのが続けるコツかと思います。

また、歯磨き粉も歯周病対策品に変えました!今使っているのは、プロポデンタル

正直、藁をも掴む思いで「出来ることは全部やろう」という気持ちですので、殺菌力が強く歯周病に効果がありそうなプロポデンタルを選びました。こちらについては別途レビューしたいと思います。

以前の記事でも書きましたが、私は30代にも関わらず歯周病ということで歯科医に通いながら歯周病対策を行っています。 もうなりふり...

菌が多い

そう。私の口腔内は菌が多い。
ということで、口の中を殺菌するために、「POICウォーター」と「ペリオバスター」を勧められました。特に「POICウォーター」は、高濃度の次亜塩素酸水。強力な殺菌力があります。これを使うようになってから、夜寝た後、翌朝の口の状態が以前と全く違います!!明らかにネバネバが減りました。

POICウォーター、ペリオバスター

ただこのPOICウォーター、歯医者で詰替えてもらわなければならないのが面倒ではあります・・・。市販されているもので、歯周病に効果があることを謳っているものだとシシュテックプロポリス配合!薬用液体ハミガキ【プロポデンタルリンス】でしょうか。

マウスウォッシュには色々ありますが、色々比較して市販品で私が使うならシシュテックかなと思っています。POICウォーターを扱っている歯医者って少ないので、もし通えない距離に転勤があった場合などは市販品を買うしかありませんしね・・・。
シシュテックも値段が高いのですが、やはり人は健康面で追い詰められると金に糸目は付けなくなるものだなあと実感しています・・・。

食生活が悪い

食生活が悪く栄養がきちんと摂れていないと、歯茎にも良くないとのことです。
特に「ビタミンC」と「鉄分」を勧められました。陥りがちな注意点として、「鉄分」は野菜由来のものでは駄目だそうです。レバーなど、動物由来のものじゃないと身体に吸収されないと言われました。

勿論バランス良く栄養を摂るのが一番ですが、どれか1つを選ぶなら「ビタミンC」ということで、これはサプリメントを頼っています。

今までの歯茎の状態変化

歯周病対策を始めたのが、2017年の12月頃です。
それから日頃のケアを一新し、たまにきちんと出来ない日もありますが極力ケアを心がけています。

状態としては、一番酷い状態だった前歯のところの赤みはまだ完全には治らないですが、炎症の程度としてはだいぶ良くなってきました。また、歯周病チェックによる出血も、奥歯の方は出血しなくなってきたとのことです。でも奥歯の方は出血していてもしていなくても私自身は全く変化を感じないんです。「歯周病は実感が無い」とよく言われますが、本当です!恐いですよね・・・。

歯周病との戦いは、まだまだ続きます。多分一生続きます・・・。
奮闘記については、今後もアップしていきますね。

とにかく歯周病対策は日頃のケアが一番大事です。
少しでも皆様の参考になりますように。

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