我が家のジュニアNISA活用状況を公開します。良い反省の機会となりました。

ジュニアNISA、ご存知ですか?
2016年4月から新しく始まった、未成年のための少額投資非課税制度です。内容について簡単に言うと、一定の期間、ジュニアNISA口座において上限金額内で行った投資で得られた利益については、通常課せられる約20%の税金を支払わずに済む、というものです(細かい点は色々複雑なので、ここでは省略します)。

カメ家では、制度の始まった今年から口座開設しております。

ジュニアNISAって、ご存知ですか? カメ家では、将来の子供の学費に備える為、SBI証券 でジュニアNISA口座を開設しました。

でもこのジュニアNISA、成人用のNISAと比べてほとんど話題に上りませんし、ネット上で探してみても活用している方をほとんど見かけません。やはり18歳になるまで引き出せないことや、元本が保証されない投資である点がネックとなり、使いづらいと判断されているのでしょうか…。もうちょっと盛り上がると思っていたのですが。

私としては、この「引き出せない」縛りが大学の学費を貯めるには良いと思います。また、確かに投資にはリスクがありますが、引き出せるようになるまで時間のある小さいお子さんの場合は時間が味方になってくれるはずです。長期投資を行うことで、資産が増える可能性は高まるからです。今0歳のお子さんの場合、ロールオーバーすれば最長20年非課税で運用出来るってすごくメリットが大きいと思いますよ。もう少しジュニアNISAが広まると良いなと思います。

ということで、我が家のジュニアNISA利用状況について公開してみます。
とは言っても、私がかなりテキトーな性格の為、ジュニアNISAの使い方もテキトー(模索中)です。予めご承知おきください。

正直、このブログの読者層の方がどの程度この記事を読んでくださるのか分かりません。
ただ、一般の子育て世代にこそ、是非資産運用を考えて頂きたい!良さを伝えたい!投資に拒否反応を示さないで欲しい!というのが私がブログを始めた理由の1つでもありますので、気にせずいってみます。

マニアックで分かりにくい内容もあるかもしれませんが、ご容赦下さいm(_ _)m。

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ジュニアNISA 利用方針

購入タイミング

まず購入タイミングですが、今年(2016年)は私に時間があったため、購入したい日に購入することにしました。その思惑は日々上下する株価が「安い時に買いたい」というものですが、勿論そんな思惑が上手くいくかどうかは分かりません。自分の投資で色々失敗してますので、ほとんどの場合は失敗することは承知の上です。

今年実際に購入したのは、6月(4回)、8月(2回)、10月(2回)、12月(1回)です。
2016年6月にイギリスの国民投票でBrexit(ブレグジット:イギリスのEU離脱)が決まり、株式相場は大きく下落しました。その際に多めに購入したため結果的には安く購入出来ましたが、ただのラッキーです。

2017年からは忙しくなる予定ですので、毎月積み立てにするかもしれません。

何を買うか?

基本的にインデックスファンド(ベンチマーク(平均株価など)に連動するファンド)を購入します。

「卵は1つのカゴに盛るな」。
1企業や1か国に集中投資するのはリスクが高くなりますが、インデックスファンドで全世界の多種多様な企業に分散投資を行うことによって、リスクを抑えることが可能です。急に大きくは上がらないだろうけど、長期的な成長が見込めるのがインデックスファンドだと思います。
インデックスファンドには、株式や債券・リートなど投資対象に応じた商品がありますが、私の場合は株式に投資するインデックスファンドのみを購入することにしました。
株式と債券を合わせて購入するのが王道とは思いますが、現状は債券にあまり魅力を感じないためです。でもその分、値動きは激しくなるのは覚悟し、投資額を抑えています。

目標ポートフォリオは、先進国:日本:新興国 = 6:3:1 くらい。各アセットクラスのインデックスファンドを組み合わせて購入するつもりです。
配分については色々シミュレートしましたが、結局はえいやっと決めました。ただ、きちんとした積立にしなかったので実際の購入配分はもっとテキトーになっています。

さらに、今年6月にBrexit(ブレグジット:イギリスのEU離脱)が決まった際、欧州株式やユーロ・ポンドが大幅下落したので欧州株式のインデックスファンドを別途購入しています。これにより、ますますポートフォリオが崩れてますね(--;)。ついつい余計なことをしてしまうのが私です…。インデックス投資では一度決めたポートフォリオのバランスを守ることが大事だと、頭では分かっているのですが。

自分が余計なことをしてしまう性格なのは重々承知してますので、いっそのことバランスファンド(ポートフォリオが予め設定された通りのバランスでずっと運用されるファンド)にした方が良いのかもしれません。

今後検討します。

いくら買うか?

実はまだ、しっかり決めてません。
ジュニアNISAは5年間、年80万円の投資枠がありますが、カメ家にそんな潤沢な資金は無く…。教育費用のお金全てを株式で運用するのは危険ですしね。

教育費は、株式(ジュニアNISA)だけでなく、ソーシャルレンディングと預金も加えた3本柱で準備するつもりです(学資保険には加入していません)。
今年はとりあえず見切り発車しましたが、ジュニアNISAにはリスクを取り過ぎない範囲で投資しています。

TATERU FUNDING

現在のポートフォリオを公開!

正直、これを公開すると私のテキトーっぷりが丸分かりなので恥ずかしいのですが…。
ブログに公開することで「これ以上変な買い方をしないようにしよう」という抑止力が働くのではないかと思い、公開してみます。

グラフは、「投資信託のブログ:ファンドの海」で公開されている「ポートフォリオグラフメーカー」を利用させて頂いています(HTMLのコードが上手く反映されなかったため、画像のコピペです)。

1.長男(カメ太)のリスク資産ポートフォリオ

ジュニアNISA ポートフォリオ


銘柄名 評価損益率


One-たわらノーロード 先進国株式 +23.46%
三井住友-三井住友・DC全海外株式インデックスファンド +16.42%


One-たわらノーロード 新興国株式 +9.35%

ブラックロック-i-mizuho欧州株式インデックス +11.96%

ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド +18.57%
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド +17.90%
レオス-ひふみプラス +8.98%
合計投資額の損益率 +17.90%

我ながら、色々と邪念や紆余曲折があるのが見て取れます…。

「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」は、信託報酬(運用手数料)が安価で先進国株式・新興国株式を合わせて購入出来る為、チョイスしました。このファンドの先進国株式:新興国株式の割合は約88:12です。なのに結局、別に先進国株式や新興国株式を購入しているため複雑なことになっています。
日本株式もTOPIXと日経225を2種類買っているので、これはTOPIXに買い替えるつもりです。
レオスキャピタルワークスが直販ではなく外販で販売を行う「ひふみプラス」は、買っている中で唯一のアクティブファンド。1万円だけ購入しましたが、管理が複雑になるのでこれもそのうちTOPIXに買い替えたいです。

新興国株式の割合が低いためもう少し増やしたいですが、アメリカの利上げが気になってあまり購入出来ていません。本当は何も考えずに買っておく方が合理的なのでしょうけれども。近いうちに追加購入したいと思っています。

合計投資額の損益率は、今の時点でプラス17.90 %。たまたま安く購入出来て、その後トランプミクスで株価が上昇したことによりかなり利益が出ています。これが持続するとは思っていませんが…。

2.次男(カメ吉)のリスク資産ポートフォリオ

ジュニアNISA ポートフォリオ


銘柄名 評価損益率


One-たわらノーロード 先進国株式 +19.55%
三井住友-三井住友・DC全海外株式インデックスファンド +18.13%


One-たわらノーロード 新興国株式 +9.35%

ブラックロック-i-mizuho欧州株式インデックス +14.71%

ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド +20.37%
三井住友-三井住友・DC日本株式インデックスファンドS +16.74%
合計投資額の損益率 +17.61%

こちら、兄とはまた違うポートフォリオになってます。私のテキトーっぷりがバレてしまいますね(^^;)。

TOPIXについては、「ニッセイTOPIXインデックスファンド(カメ太に購入)」と「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS(カメ吉に購入)」のどちらを選択すべきか、信託報酬(運用手数料)の引き下げ合戦を見ながらフラフラしてました。管理の都合上、もうこのままで良いかなと思ってます。
日経225については、TOPIXの方に移行するつもりです。

しかし何故か欧州株式の割合が高くて先進国株式の割合が低いので、リバランスした方が良いですね(--;)。新興国株式も近いうちに追加購入したいと思っています。

損益は、今の時点でプラス17.61 %です。これも投資タイミングがたまたま良かったからですね。

まとめ

今回はカメ家のジュニアNISAについて、ご紹介してみました。
ジュニアNISAってネット上でも利用している方をほとんど見かけないため、当弱小ブログにも以前のジュニアNISA口座開設記事にちょこちょこアクセスが来ています。そんな背景もあって、今回思い切って公開してみました。

でも、記事として書くことで投資内容を自分でも客観的に眺めることができ、良い反省の機会となりました。間もなく始める個人型確定拠出年金(iDeCo)やその他証券口座の運用についても、出来れば定期的に投資状況をブログにアップしようかと思います。
ジュニアNISAの運用方針は基本的に変わりませんが、既に述べたようにバランスファンドへの移行も検討しているため、次にご報告するときには大きくポートフォリオが変わっているかもしれません。

カメ家の子供たちは0歳&3歳。18歳までまだ時間がありますし、バイ&ホールド(短期間では売却せずに長期間保有)のインデックス投資でじっくりと運用したいと考えています。
これから株価は山あり谷ありだと思いますが、子供たちが18歳になる頃には上昇していれば良いな。

私は少しずつ自制心を身に付け(邪念を捨て)、インデックス投資家として成長していきたいと思います。

<インデックス投資のオススメ参考書籍はこちら>

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