悩んでいた、2016年ふるさと納税の残り枠。
先日ご紹介した「ふるなびグルメポイント」を使ってみました！
「せっかくだし、普段は行けないお店に行ってみたい！（もう年末で御礼の品をじっくり選ぶ時間が無いから、ふるなびグルメポイントにまとめて寄附しちゃえ！）」という軽い気持ちで利用したのですが、実際にお店に行ってきて予想していた以上に大満足！とてもハッピーな気持ちになりました。
ふるなびグルメポイント、オススメです！
ふるさと納税とは
そもそもふるさと納税とは、「税金が控除される限度額内で行った自治体への寄附金が、2,000円を除いて全て税金から控除される」というお得な制度です。
分かりやすく言うと、例えば50,000円をふるさと納税したとすると、48,000円分の税金が安くなります（その年の所得税・翌年の住民税が安くなります）。そのため、2,000円の負担はありますがそれ以外の分は「税金の前払いのようなもの」ですし、さらに寄附先の自治体から「豪華な御礼の品」がもらえるため、人気が高まっています。
税金が控除される限度額の目安はこちら。
但し条件（扶養や医療費、保険料、個人型確定拠出年金等）によって金額は変動しますので、正確に知りたい場合には、その他ふるさと納税ポータルサイト等のシミュレーターを使ってシミュレートしたり、ご自分できちんと計算したり、税理士さん等にご相談する等されてください。
全額控除されるふるさと納税額（年間上限）の目安
総務省：ふるさと納税ポータルサイト（ふるさと納税のしくみ）
※中学生以下の子供がいる場合もこの金額です。
（中学生以下の子供は、いてもいなくても上限額は変わりません。）
※高校生以上の子供がいる場合は金額が変わります。
ふるさと納税を行う方
本人の給与収入ふるさと納税を行う方の家族構成 独身又は共働き 夫婦（片方は扶養） 300万円 28,000円 19,000円 400万円 42,000円 33,000円 500万円 61,000円 49,000円 600万円 77,000円 69,000円 700万円 108,000円 86,000円 800万円 129,000円 120,000円 900万円 151,000円 141,000円 1,000万円 176,000円 166,000円 1,200万円 239,000円 229,000円 1,500万円 386,000円 374,000円
＜ふるさと納税の仕組みについて、詳しくはこちらをどうぞ＞
ふるなびグルメポイントとは
ふるなびグルメポイントとは、
ふるさと納税サイト「ふるなび」が提供する体験型ふるさと納税です。提携先の店舗で、納税先の地域の誇る高級食材を有名店のプロが調理した最高の状態で楽しむことが出来ます。
ふるさと納税によってふるなびグルメポイントが貰える自治体は、４つ。
三重県明和町：松阪牛 など
岐阜県池田町：飛騨牛 など
茨城県古河市：常陸牛 など
山口県山口市：フグ など
それぞれの自治体の特産品を扱うお店で、ふるなびグルメポイントを使用出来るという形になります。特産品、どれもとっても魅力的ですよね。
現在は東京・大阪・名古屋のみしか提携店が無いのが残念ですが、提携先のお店は有名＆高級店が多数！たとえば東京のお店だと、「岡半 ホテルニューオータニ（松阪牛）」、「
松阪牛 よし田（松阪牛）」、「
麻布十番 鉄板焼 嘉山（飛騨牛）」、「赤坂 鴨川（フグ）」等々。
庶民だとなかなか気軽に行くことの出来ないお店がほとんどです。
他にも色々魅力的なお店がありますので、是非公式サイトをチェックしてみてください。
ふるさと納税で高級店限定コース料理を堪能！「ふるなびグルメポイント」
また、提携店舗については当ブログの過去記事でまとめていますので、宜しければご参照ください。子出れ可否や個室の有無・コース料金等、まとめて比較できるように一覧表を作成しています。
ふるなびグルメポイントのシステム
ふるなびグルメポイントでは、ふるさと納税を行った金額の50%が、1ポイント=1円で使えるポイントとして付与されます。つまり、還元率50%。ふるさと納税の還元率としては、高いです。
さらに良いところは、このポイントが「即日発行」＆「有効期限が無い」というところ。
即日発行なため、すぐに利用したい！というニーズにも応えてくれます。前もって（前日～数日前：お店にもよります）お店の予約やポイント利用手続きを行う必要はありますが、かなり使いやすいです。
実際、カメ家が納税したのは12月31日、実際に食事に行ってきたのが1月2日でした。改めて考えてみても早いなと思います。
さらに、有効期限が無いということは年をまたいでも良いので、年末に駆け込み寄附してとりあえず節税を行い、翌年以降時間がある時にゆっくり食事を楽しむことや、数年分のポイントを貯めて豪華な食事を楽しむことなど、各ご家庭に合った使い方をすることが出来ます。ふるさと納税ではポイント制を採用している自治体も増えてきましたが、私は有効期限が無いポイントは他に見たことがありません。これ、スゴイと思います。
ふるなびグルメポイントの使い方
では、実際に私が使ってみた内容をご紹介させて頂きたいと思います。
お店選び
まずはお店選びです。今回は東京の提携店から選ぶことにしました。
東京の提携店は42店舗ありますが、ランチが利用出来るお店やディナーしか利用出来ないお店等、子連れOKのお店や個室が有るお店等、色々あります。
我が家には小さい子供がいますので、
子連れOKのお店 ランチが利用出来るお店 個室があるお店という条件で選びました。
そして選んだお店が、「紀尾井町 藍泉」です。
こちらはホテルニューオータニの敷地内にある、日本料理のお店。我が家のような庶民にとっては、やはり敷居が高く行きづらい高級店です。お食い初めや七五三等のお祝いごと向けメニューがあるため、子供がいても大丈夫かな？と思ったのが決め手です。
ふるなびグルメポイントは使用出来るコースが指定されているものが多いですが、今回指定されていたランチコースは12/29～1/4 限定の「年末年始特別コース：1人 12,000円（税込・サービス料込）」。お正月気分を満喫するのにぴったりのコースでした。
これまでお祝い事でも5,000円程度のコースしか食べたことのない我が家にはかなりの高級コースですが、ふるさと納税した分だと思えば気楽です。ふるなびグルメポイント、スゴイ。
店舗・コースの予約
ふるなびグルメポイントのふるなびグルメポイント：ご利用ガイドによると、ふるなびグルメポイントの利用手順としては
ふるなびグルメポイントの入手（ふるさと納税の実施）
希望する店舗・コースを予約（店舗へ直接連絡が必要です）
ふるなびグルメポイントの利用申請
ご来店・お食事と紹介されています。
ただ、我が家の場合は「個室の利用」が条件でしたので、ふるさと納税を行う前にお店の予約を行いました。これが良いのかどうかは分かりませんが、ポイントを入手した後で希望日に予約が取れなかった場合、困ると思いましたので…。
ということで先に店舗に電話して個室の空きを確認して予約を行い、その後で寄附をしてポイントを頂きました。先に店舗の予約をしても、特に問題ありませんでしたよ。
ふるなびグルメポイントの入手
ふるなびグルメポイントを利用するには、ふるさと納税サイト「ふるなび」に登録することが必須となります。登録後、利用予定の店舗と提携している自治体に寄附を行いました（紀尾井町 藍泉の場合は
岐阜県池田町）。
寄付金額は、48,000円。寄附手続き後、すぐに24,000ポイントが発行されました。
ちなみに、ふるなびグルメポイントを手に入れるには20,000円以上2,000円単位の寄附が必要です。使用時も10,000ポイント以上1,000ポイント単位での使用となりますのでご注意ください。寄附の決済方法は、クレジットカードのみです。
ふるなびグルメポイントの利用申請
寄附（決済）が終わったら、ふるなびグルメポイントが発行されています。
ふるなびグルメポイントのマイページ（ふるなびのマイページとは異なります）から確認しておきましょう。
ポイントの利用申請は、ふるなびグルメポイントの各店舗紹介ページから行います。ページの右上のあたり（店舗名の横の方）に「ふるなびポイントの利用申請」というボタンがありますので、そこから予約日・予約時間・使用ポイント等を入力して申し込みましょう。
ポイント使用分は、1ポイント=1円に換算され会計時に引かれます。
※店舗予約後に、利用申請してください。
利用申請が終わると、マイページにも内容が反映されます。
我が家の場合はこんな感じ。
ここまで終われば、後は実際にお店に行くだけです！
お店選びが一番悩みましたが、後の手続きはあっさり終わりましたよ。
紀尾井町 藍泉 でお食事してきました
「紀尾井町 藍泉」は、ホテルニューオータニの敷地内にあります。
お店の佇まいも、高級感ありますね。ドキドキ。
気になっていたのは、個室がどんなお部屋か。0歳＆3歳の子供がいるので、うるさくして他の方にご迷惑をかけるのは忍びなかったので。
でも、個室を見て安心！
案内されたのは「かえで」という２～４名向けの洋室です。出入口にはしっかりドアがあり、完全な個室となっていました。
これなら、多少子供の落ち着きがなくてもそこまで気に病まなくて大丈夫かもしれません（勿論、うるさくし過ぎれば外にも聞こえると思いますが…）。
そして今回頂くメニュー、「年末年始特別コース」の内容はこちら。豪華なコースです。
ただ一点、「特産品の飛騨牛が無いーーー！！」というのが残念な点でしょうか（涙）。仕方無いですけれども。
祝肴：数の子糸がき 田造り 黒豆
椀 ：火取り餅 福 海老芋 芽蕪 紅白短冊 松葉柚子 雑煮仕立て
強肴：ずわい蟹 加げん酢 青味大根 諸味噌
焼物八寸：鰤照り焼 才巻海老塩焼き 花蓮根 揚稲穂 紅白膾 小松菜じゃこ浸し
煮物：鯛かぶら 梅人参 蕗 針柚子
食事：鯛炊き込み御飯 錦糸玉子 絹さや 赤出汁 香の物
食事：紅白しら玉しるこ
ちなみにこちらのコースはふるなびグルメポイント限定というわけではなく、12/29～1/4の期間に一般にも提供されているコースでした。その場合には11,664円（税込・サービス料込）なので、ふるなびグルメポイントで12,000ポイント（12,000円分）というのもまあ妥当な価格かと思います。1000ポイント単位でしか使えませんしね。
年末年始 特別コース
実際に頂いてきたお料理をご紹介しますね。
＜祝肴＞
＜椀＞
＜強肴＞
＜焼物八寸＞
＜煮物＞
＜食事＞
＜食事＞
お子様弁当
3歳のカメ太には、「お子様弁当」です。３段の重箱に入っており、とっても豪華でした。
公式ページのお子様弁当とは少し内容が異なるので、こちらもお正月仕様なのかもしれません。
デザートは、「フルーツ」と「紅白しら玉しるこ」。おしるこは、大人用のコースと同一のものです。
お食事の感想
感想としては、とりあえず一言。「とっても美味しかった！！」です。
全体的に出汁の風味が素晴らしく、優しい味がしました。
どれも美味しいのですが、私が一番好きだったのは「煮物」です。鯛かぶらに出汁の味がしっかりと染みこんでいて、ほっとする味というか…。本当に美味しく頂きました。
コース全体として、食感や食材の組み合わせ方・盛り付け方も全てしっかりと考えられている感じで、頂きながら色々な発見がありました。
そしてカメパパが一番気に入っていたのが、「強肴」の「ずわい蟹＆加げん酢」。カニはあまり得意でないカメパパなのですが、「三十数年間生きてきてカニ＆カニ酢感が変わった！」とか言ってました（笑）。これまではカニ専門店でも駄目だったので、カメパパ的には驚きだったようです。
カメ太も、とっても喜んでパクパク食べていました。
特に気に入っていたのは、「海老」「コロッケ」「メンチカツ」「おしるこ」でしょうか。
おしるこを食べさせたのは初めてだったのですが、一口食べて「美味しい！」と言うなり完食。カメ太は甘すぎるものが苦手で食べないのですが、こちらのおしるこは適度な甘さでとても食べやすかったみたいです。
カメ家は庶民ですので、こんなに美味しく日本料理のコースを頂いたのは初めてです！
本当に、料理で感動しました。初めての経験です。
お店に行ってから出るまでにかけた時間は、2時間半くらい。
お料理は勿論のことサービスも素晴らしく、ゆったりと、とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。
大満足です！
お会計
さて、気になるお会計です。
今回費用として発生したのは、下記のとおり。
年末年始特別コース（12,000円）×2人分 お子様弁当（3,780円）×1人分 個室料（1,000円）そのうち24,000円分はふるなびグルメポイントを利用しているので、当日支払ったお金は4,780円でした！
正直なところ「本当にふるなびグルメポイント分を引いてもらえるんだろうか…」という不安な気持ちが若干あったのですが、こちらから何も言わなくてもポイント分が請求額から差し引かれていました。
これなら、家族以外の恋人などと一緒に食事をする場合にもポイントのことを知られずにスマートにお会計出来ますし、嬉しいですね。
私も無事にふるなびグルメポイントが使え、安心しました。
まとめ
実際に利用してみて、ふるなびグルメポイントって当初思っていたよりも素晴らしいサービスだなと思いました。
というのも、本当に満足度が高く、素敵な思い出になったからです。
実際に利用してみるまでは「ふるなびグルメポイントを使うのは今回１回だけかな」なんて思っていたのですが、今は「絶対また利用したい！」と思っています。自分でも驚きの変化です。
高級店ってなかなか行けなかったりしますが、ふるなびグルメポイントを利用すれば、手出しの金額を大幅に減らして高級店のお食事を楽しむことが可能です。
実質2,000円で高級店のコース料理が食べられるなんて、本当にスゴイですよね。
普段は行けないお店に行ってみたいという方にも、普段から利用しているけどもっとお得に利用したいという方にも、ふるなびグルメポイントって良いシステムだと思います。
2017年も始まりましたし、これからまた１年、どのようにふるさと納税を使うか検討されている方も多いと思います。
ふるなびグルメポイントは提携している店舗も色々ありますので、気になる方はご検討されてみてください。
個人的には、とってもオススメですよ。
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