カメ家では、子供が幼少期から英語に慣れ親しめるよう親子英語に取り組んでいます。
その中で、とてもオススメのアイテムがありますのでご紹介します😊。
CTPやORTを始め、タッチすることで音源のある様々な英語絵本を朗読してくれる音声ペン、”i-Pen”です‼
親子英語って色々な取り組み方法があると思いますが、「絵本の朗読」って多くの方が取り組まれていると思います。我が家も絵本は重要だと考えており、CTP(CTP社の「Learn To Read」)やORT(Oxford Reading Tree)、その他様々な英語絵本を購入してきました。
英語絵本に取り組むときには、音源CDの「かけ流し」を行うご家庭が多いと思います。
正しい英語の発音を聞かせるため、また、その絵本のフレーズを覚えさせたりするためです。
さらに親子で行う朗読の取り組み等によってリーディングへつなげていくと思うのですが、この「かけ流し」、CDを入れ替えたり音声ファイルを指定したりするのが手間ですよね。
それに、子供がなんとなく”この本読みたいな~”と思って読んでみて分からなかった時、”わざわざ音源をリクエストするのは面倒臭くても、自分で簡単に聞くことが出来るなら聞きたい”ってこともあると思います。その気になったチャンスを失うのは勿体無いです。
そんなときに知ったのが、この「i-Pen & ドットシール」です。
i-Penとは?
i-Penの概要
i-Penとは、予め保存しておいたmp3データを、対応するドットシールをタッチすることで再生してくれる音声ペンです。
使用する音源は、mp3形式ならば何でも良いです。朗読でも、歌でも、音楽でも。英語に限らず、mp3形式で保存したデータならば再生することが出来ます。
今のところ、Amazonで販売されているものしか見たことがありません。
左側の”認知症予防”の方はドットシールが1,024枚付、右側の”幼児英語教育用”の方はドットシールが4,096枚付です。
ドットシールがたくさん欲しい場合には、右側の方が断然お得です。
また、ドットシールの商品リンクはこちら。
(A)~(D)の4種類ありますが、”幼児英語教育用”のi-Penを購入した場合には(A)~(D)の全てが付いてきますので追加購入は必要ありませんし、購入しても意味がありません(後程説明します)。
お試しとして安価な”認知症予防”のi-Penを購入し、追加でドットシールを購入したくなった場合に必要となる商品です。
i-Penをどういう風に使うの?
活用の仕方は、各ご家庭での工夫次第です。
私は主に、英語絵本の朗読や歌の再生のために使っています。
用意している本は、こんな感じ。CTPやORTだけでなく、普通の英語絵本にも使っています。
赤丸を付けたところにドットシールを貼っています。
人それぞれだと思うのですが、私の場合は
●各ページの文章横に貼ったシールをタッチすると、その一文のみを再生する
●チャンツ・朗読・歌など複数バージョンある場合には、表紙に複数枚シールを貼る
というようにしています。
でも、頑張れるなら一文ずつ設定した方が、リーディングの練習には役立つと思います。
CD等を入れ替える手間も無いし、探す手間も無い。これ、本当に楽です。
それに、子供だけでペンを使って、音源を聞くことが出来るのです。子供が「読み方が分からないから確認したい!」と思ったときに手間無くすぐに音源を再生出来るので、子供のやる気が出たチャンスを逃がしません。
音質は、勿論CDから聞くのよりは劣りますが、聞き取るには十分良いです。
他で安く売られている下手な音声ペンよりは良質だと思います。
i-Penの使い方
必要な作業は、主に3ステップです。
※作業には、USBケーブルを接続出来るパソコンが必要です。
②ドットシールを絵本等に貼る。
③用意した音源データを、i-Penに保存する。
順番に解説します!
使用する音源データを準備する
i-Penから音源を再生するためには、自分でそのデータを準備しなければなりません。
英語絵本の場合、付属の音源CD等からmp3形式で保存します。
CD等が無い場合には、you tube等で探してmp3形式に変換する方法もあります。
私は基本的には音源CD付の絵本を購入し、このCDから音源データを作成しています。
CDからデータを保存する場合、絵本1冊分が1トラック(1ファイル)になっている場合がほとんどだと思います(絵本の長さにもよりますが)。
このファイルをそのままmp3形式でi-Penに保存すれば、絵本1冊分を朗読する音源データになります。
但し、絵本の各ページで一文ずつ朗読するようにしたい場合には、上記絵本1冊分が朗読されている音源データを編集して分割する必要があります。
私はフリーソフト等で試しましたが、上手くインストール出来なかったり怪しいフリーソフトだったり使いづらかったりと、かなり苦労しました・・・。
そこで、今は市販ソフトを使用しています。
音源データの編集には大変な手間がかかりますし私は全然頑張れていませんが、きちんと編集した方がお子さんは使いやすいと思いますのでご興味ある方は是非トライしてみてください。
ドットシールを絵本等に貼る
音源データを準備したら、そのデータを再生したい場所にドットシールを貼ってください。
(私の場合は、絵本の表紙や各ページの文章の横に貼っています。)
ドットシールにはそれぞれ番号が定められており、その番号を音源データ保存時のファイル名にすることによって、再生する音源を指定することが出来ます。
とりあえずお好きなドットシールを貼ってみて、i-Penに音源データを保存する際に対応する番号を指定すれば大丈夫です。
用意した音源データを、i-Penに保存する
i-Penにmp3データを保存するためには、i-PenをUSBケーブルでPCに接続します(購入したときに付属品として付いてきます)。
接続すると、リムーバルディスクが2つ出現しますが、そのうち一方、”private”フォルダがある方に保存を行います(privateフォルダは、購入したi-Penの中に最初から作られています)。
privateフォルダの中にあるGMVRCフォルダの中に、ドットシールに対応するフォルダを作成してください。
そして、その作成したフォルダの中に、ドットシールの番号をファイル名にした音源データを保存します。
”フォルダ名”や”ファイル名”は、貼ったドットシールに対応する番号にしなければなりません。
ドットシールは1シートに128枚あり、各シートにつきフォルダを1つ作成することになります。1つのフォルダ内に保存できる音源データは、そのシート内のシール分128個までです。
この記事の上の方でご紹介したドットシールは、(A)~(D)の4種類ありました。
(A)~(D)には、それぞれ名前の異なるシートが8枚ずつ入っており、各シートには128枚のシートがあります。
ですので、ドットシールを1セット購入した場合、8シート×128枚=1024データ、音源データを設定することが出来ます。
(A)~(D)のセットに入っているシート名は全て異なりますので、4種類全て購入した場合には1024×4=4,096データの音源データを設定することが可能です。
i-Penに音源データを保存する時、各データはフォルダ名やファイル名が異なっていなければなりませんので、1本のi-Penに保存出来るのは最大4,096データとなります。
したがって、ドットシールが予め4,096枚付属したi-Penを購入した場合には、それ以上ドットシールを購入しても意味がないことになります。
もっとたくさん音源ファイルを使いたい場合には、i-Penごと新しく購入しなければなりません。
また、ドットシールが1,024枚しか購入していないi-Penを購入した場合、追加でドットシールを購入する場合には(A)~(D)で異なるものを購入するように気を付けてください。
まとめ
i-Penについてご紹介しましたが、このペンは本当にすごいです‼
まさに、親子英語の革命アイテム。
i-Penがあれば、英語絵本の活躍の機会がぐんと拡がると思いますよ😊。
カメ家ではカメ太が1歳後半の時から使っていますが、すぐに操作を覚えて自分1人でペンを使ってきました。
最近、英語教材として「音の出るペン」が使われたものが多数あります。
私もかつて購入したのですが、それらのペンが朗読してくれるのは、あくまで「その商品のみ」ですよね。他には使えません。
でも、このi-Penなら、作業の手間はありますが音源さえあれば何にでも使用することが出来ます。応用性は無限大です。
私は英語絵本だけではなく歌絵本(英語・日本語)に貼って使用したりもしています。歌もきれいに再生することが出来ます。
また、日本語絵本を親が読んで録音した音源を使えば、音の出る日本語絵本を作ることも出来ますね(もちろんCD音源でも)。
他にも全くジャンルが違いますが、カメ家ではカメ太が喋り始めた頃のたどたどしい声を随時録音しておいてアルバムの写真横にシールを貼り、アルバムを見ながら当時の声も聞いて成長を感じてみる・・・なんていうのも良いなと思ってトライしたりしています。
また、このi-Penには録音機能もあります。
絵本を読みながら、子供の発音の確認も出来ますね。
このi-Pen、使う人のアイディア次第で色々活用できると思います。
その中でも、英語絵本とは相性抜群ではないでしょうか。
私も実際に使ってみてi-Penは本当におすすめですので、ご興味ある方は是非試してみてください😊🌟